ヨーロッパ原産

私たちの使用するウールは、全てヨーロッパ原産です。羊はスイス・オーストリアアルプスの牧歌的な環境や、ノルウェーやスウェーデンの広大な自然で育てられています。羊は常に自然に駆け出していくことが出来る環境にあり、綺麗な水と柔らかい新芽を食んでいます。アルプスの山の温度や天候は変わりやすいですし、スカンジナビアの冬は厳しいです。夜のマイナスから日中の30℃越えの過酷な環境でも、彼らは纏っているウールに守られています。暑い時は涼しく、寒い時には暖かくいられるのです。

私たちのウール:トレーサビリティ

ラバランのウールがどこから来るのか、そして最終商品(ラバラン)になるのか、モットーの「from sheep to shop」が真実であることを。これによって顧客が原料の追跡可能になります。私たちの誇るべき取り組みです。詳しくはこちら tracemywool.com.

ウールトラッカー 2023
ウールの調達量(百万トン) 現在、欧州5カ国でウールを調達しています。

38,6
23,2
ノルウェー
11,5
2,2
スウェーデン
44,4
28,5
スイス
8,9
16,6
ドイツ
7,4
4,7
オーストリア
前年度トータル

動物にやさしく

EU、特にスイスとノルウェーは世界で最も厳格な動物愛護基準を設けています。法律によって、エサ・飼育環境・健康・適切な飼育方法 - 動物の雄雌や年齢を考慮 - などに厳しいルールがあります。羊はいつも身体機能が正常に働いて、行動を抑制されにくい環境が望まれます。例えば厩舎などの建物は餌や水などの場所が考慮されていなければなりませんし、休憩するためのエリアや出入り口の確保も必要です。

    羊にやさしく

    羊はウールを求めて飼育されるため、毛刈りはしなくてはなりません。実施の際に羊の健康と衛生を考えて行われます。他の動物と違って、ほとんどの羊は季節で毛が生え変わりません。暑くなりすぎて健康に影響させないためにも、毛刈りは大切なんです。

    ミュールジングと呼ばれる羊の体を傷つける処置があります。これはハエが羊に卵を産み付けることで病気になることを防ぐためですが、南半球の一部で行われており、ヨーロッパでは行われていません。そのためヨーロッパ原産の私たちのウールは、完全にミュールジングフリーです。

    私たちにとって、飼育されているときや毛刈りの際に羊が傷つけられないことは重要なことです。

    もっと情報が知りたい方は、下記ウェブサイトの閲覧を推奨します。(外国語サイト)

    リジョナル・バリューチェーン

    原料から加工までの移動距離が短く、生産に係る二酸化炭素排出量が低く抑えられます。:ヨーロッパのウールを使用するため、南半球から長い距離を経て原料を運ぶ必要がありません。

    ウールの収集と短距離移動

    牧場で毛刈りされたフレッシュなウールは、直接私たちが指定するコレクションポイントに集められます。そして原毛の色、繊度・繊維長・クリンプ(捲縮)などの品質を考慮して選別が行われます。ラバランの製造に移る前に、収集・選別されたウールは同じヨーロッパにある特別な工場でやさしく綺麗に洗われます。このプロセスでウールに付着していた植物性夾雑物、土砂や羊のラノリン油が取り除かれ、綺麗で柔らかなラバランへと生まれ変わります。ドイツにある私たちバウワー・フリストッフェ社では約60名のウールのノウハウを持った社員が、綺麗になったウール原料を責任を持ってラバラン製品にします。

    私たちのウール:ラバランの約束

    ラバランはヨーロッパ産ウールで作られており、合成繊維のフィリングに替わるサステナブルな選択肢です。ラバランプロミス(約束)は、私たちのビジネスのコアです。

    私たちのミッションは牧羊家のワークに対して感謝し、欧州産ウールの存在と価値を高めることです。

    人工的に造られた繊維に替わって、天然繊維がフォーカスされてきています。ウールは全てを有しています - 天然で、リニューアブルで、生分解性で且つ機能的です。